さて、今回のお宅は、窯業系サイディングが高級感を醸し出しているT様のお宅です。
一見したところまだまだ綺麗な状態ですが、築年数10年を迎え、一部にクラックやうっすらと苔の繁殖などもあり、建物の長期保全のためということで施工させていただくこととなりました。
外壁塗装作業の中で、ご近所に「音」でご迷惑をかけてしまうのが足場のパイプがぶつかり合う金属音と、この後の高圧洗浄機の「ブーン」というエンジン音。
今回もしっかりご近所にご挨拶を済ませているので大丈夫でしょう。
そして高圧洗浄機による水洗いです。
10年分の汚れを落としていきます。
力のかかるサッシ周りなどに発生しやすいですね。
もちろんほうっておいてはいけません。
このような細かい作業が数年経ったときに差が出るところ。
見ているのはお天道様だけでも、決して手抜きはありません。
丁寧に仕上げるのは上塗りだけではないのです。
お母さんのお化粧と同じ。下地をしっかり整えないと、いくら上から高級塗料を塗りたくってもだめなんです。(笑)
塗料は半製品ですから、希釈したり、硬化液を混合したりする必要があるのです。
塗料を無駄にしたりしないように、きちっと計量して、少しずつ塗料を作り使用していきます。