こちらでは塗装工事に関する質問・疑問に関する内容をご紹介いたします。

匿名のお電話でご質問を頂いたり、ご商談や施工の最中に交わされたお客様との会話の中からピックアップしています。

 

一部他のページの内容と重なる部分もあるかとは思いますが、ご了承ください。

 

また、回答内容はあくまでも当社、私の見解ですから、同業他社さんと意見が相違する部分もあるかもしれません。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

質問・疑問につきましては、いつでも遠慮なく!

0120-640-446

塗装工事は絶対しなければ駄目ですか? 築○年ですけど塗装は必要ですか?

 

というご質問をよくいただきます。

絶対必要 というものでもありません。

二十年近く全くメンテナンスしていなくても、雨漏り等発生していない屋根も存在しますから。

 

しかしながら、そのお宅の環境にもよりますが、概ね十年程度でメンテナンスをしたほうがよいと考えます。

 

大切なお家を守っている屋根材・外壁材(広い意味で)は塗装することによって寿命が延びますし、付随工事で行う窓周りやサイディングのコーキングはそれほど長持ちしませんので、定期的な補修が必要です。 足場を組んで普段目に付かないところのチェックを行い、修繕箇所を早期に発見するという意味でも価値があると思います。

 

二十年住んだら壊して建てかえるというのであれば話は別ですが、住み替えるにしても資産価値を保つ為には必要なことですからね。

 

財産を守るという意味とは別に美観を守るという意味もあります。

 

塗装工事をされたお客様から

 

「電車から見える我が家が光っていて、毎朝気分がいい」

「角を曲がって輝いている我が家を見るときれいにしてよかったなと思います」

「新築時に戻ったようで、愛着が増した」

 

といった感想をいただきます。

 

キッチンやお風呂のリフォームと異なり、何か機能がよくなるわけではありませんが、塗装工事により蘇った我が家に愛着が増すのは間違いないようです。

 

家に帰るのが楽しみ・休みの日に庭から眺めるのが好き・子供のお友達を呼びやすくなった などという感想も頂いてます。

 

建物の保護・景観の保持 この二点から屋根・外壁の塗装工事をお勧めしています。 

家のひび割れ気になりますね。

 

営業マンが

 

「奥さん大変ですよ!」

 

と大げさに指摘することもあるようです。

 

モルタル壁のひび割れはある程度は仕方のないところ。

 

線の様な細いクラックはあまり大げさに考えなくてもよいと思います。見た目は悪いですが・・・・。

 

気になる方はコーキング材を上から塗っておけば大丈夫ですが、高所の作業は危険ですので、脚立で済む範囲にしておいてください。

 

 

サイディングの継ぎ目のコーキングも年数が経つとひび割れしてきます。

 

コーキング材の上に塗装した場合などは、表面の塗膜だけがひび割れているだけですし、そうでなくても空気と触れている表面部分だけのひび割れであれば特に問題ありません。

 

パックリと裂けている状態や浮いて隙間が生じている場合には早急に補修が必要です。

サイディング材の表面は防水加工が施してありますが、ほとんどの材が小口(サイディング材の断面)と裏側には加工されていなのでそこから吸水してしまうのです。

関東地方は大丈夫だと思いますが、寒冷地では吸水→凍結を繰り返しサイディング材自体が駄目になってしまうほどです。

 

いずれにしましても、ひび割れの類は程度で判断が必要になります。

 

訪問販売の営業マンが大騒ぎするほどのものではない場合が多いのですが、人間の場合と違って自然と治ることはありませんから、注意信号と考えてよろしいかと思います。

 

ちなみに、モルタル壁のクラックの場合、塗料で埋まってしまう程度のものから一旦カットして充填が必要なものまで色々です。適材適所で施工します。

サイディングのコーキングは、塗装工事でせっかく足場を架けて施工するのですから、同時に打ち替え(撤去して新しくコーキング)をお勧めしています。

 

外装材にサイディング材を使用するお宅が増えていますが、サイディング材の表面の保護塗膜も紫外線で劣化いたしますのでメンテナンスが必要となります。

 

新築の引渡し時にどのような説明がされるのか良くわかりませんが、サイデング材のメーカーでは定期的なメンテナンスを推奨しています。(屋根材も同様)

 

 

 

最近ではプリント技術が発達した為、様々な意匠のサイディング材が存在していますね。

 

石目調の窯業系サイディングなどでは、一見、単色のようでも良く見ると何色もの色が使われていたりしますので、有色で塗装する場合には注意が必要です。

 

表面の凸凹は残りますから陰影は出るとしても、細かい表面の風合いは損なわれてしまいます。(石目調に塗装する方法などもありますがお値段はかなり高くなります)

事前に塗装業者とよく打ち合わせをしてください。

 

 

 

タイル調のサイディング材は、手間はかかりますが目地を塗り分ける方法もあります。目地部分の色を先に乗せ、後からタイル部分のみ別色を乗せる方法ですね。予算と工期に余裕があれば可能となります。

 

現状のサイディング材をそのまま維持したい場合には、クリアー樹脂で塗装する方法となります。

ただし、現在のサイディング材の色落ちや劣化が激しい場合には、あまりお勧めできません。

色を付けるわけではないのですから、程度の良い状態での施工が望ましいのです。

塗り分けが困難な柄や現状の風合いを残したいという場合には、早めのメンテナンスをお勧めします。

 

 クリアー樹脂を使用した施工事例 ←クリック

 

一部 塗装が不可能なサイディング材や塗装が適さない状態(材自体の傷み)もありますのでご注意ください。

 

なお、Q2にもあるようにジョイント部分のコーキング(ほとんどない施工のものもありますが)の打ち替えは必須です。 

塗装工事では雨漏りは止まりません。

 

屋根が雨水の浸入経路の場合は、屋根材・防水シート(雨漏り防止の機能)・野地板の交換工事が必要と思われます。

 

バルコニーやマンションの屋上などに防水塗装を行うので勘違いしやすいのですが、通常の一軒家の屋根にはFRP・ウレタン・防水シートを使用した防水塗装は行いませんので、既に雨漏りがしている場合には塗装で止まることはありません。

 

ある特定の風と雨の場合にのみ少し漏る程度であれば、塗装工事の際に行うコーキング処理で止まってしまう場合もありますが、一般的には、雨水の浸入箇所を特定し部分補修をすることは非常に困難なことです。

 

雨漏りがある場合には、現在の状態をよく確認して改修工事を検討されませんと、屋根塗装工事が結果的に無駄になってしまう場合があるので注意が必要です。

 バルコニーや陸屋根など平面で水が溜まりやすい場所に行う防水塗装

瓦屋根の谷押さえの銅板に開いた穴

長年の水滴により綺麗な丸い穴が雨漏りの原因 

「塗装工事で雨漏りが止まる」

 

「塗装すれば雨漏りしない」

 

と断言する業者が現れたら、保証期間と保証内容について文書で確認してください。

 

残念ながら当店では、塗装工事の際に出来る限りの対策(丁寧なコーキング、縁切り部材の使用など)を行いますが雨漏り保証をだすことは出来ません。

 

それほど厄介なことなのです。

 

はい それでは塗装工事の大まかな流れをご説明します。

 

ご契約頂いた後に、工事日程を決定し(天候により前後する可能性があります)

 

工事開始前日までにご近所にご挨拶回りをします。

お忙しい方は同行されなくても大丈夫ですが、非常に警戒される方もいらっしゃるので(ドアを開けてもらえない)隣接しているお宅だけでも一緒に行っていただけると非常に助かります。

 

商談も近隣挨拶も施工期間中の監理も私 代表親方 瀬下が担当ですから、ご近所の様子(お付き合いの親密度など)を事前に教えていただけたりすると、なお助かります。

 

施工日初日は、足場の施工です。

 

足場パイプ同士のぶつかる音、掛け声などで若干騒がしいかもしれません。

当社では通常の場合、自社塗装職人が自分達の作業のしやすいように足場を組んでいきます。

単管足場では無理な場合には、足場の専門業者に作業を委託します。(三階建てなど) 

 

防護ネットをかけて終了。

 

 

二日目は 高圧洗浄をします。

 

エンジン式の洗浄機を使用しますので、耳障りな音がします。工事期間中最もうるさい作業です。

外出されても問題ありませんが、窓はしっかりと施錠していただき、雨戸は逆に鍵をせずに開閉できるようにしておいてください。

屋根工事の有無、施工宅の大きさにもよりますが半日+1~2時間で終了します。

乾燥させますので、塗装作業は翌日以降になります。

 

三日目~

 

屋根塗装がある場合には 屋根の下塗から 

基本は上から下へと作業を進めます。

施工手順は決まっていますが、天候や進捗程度、乾燥状況などによって臨機応変に進めます。

詳しくは、施工事例の各ページをご覧になっていただく方が早いと思います。

 

よくある質問

 

・外の荷物は?

植木や荷物などはこちらで移動します。

「不用品をこの際捨ててしまおう」という場合にはお手伝いしています。

リサイクル費用をご自分でお支払いいただき、私が所定のリサイクル施設まで運ぶ  など・・・。

産廃や一般廃棄物の処理業者ではないので、あくまでお手伝いです。

したがって、出来ることに限界がありますが、遠慮なくご相談を!

もちろんサービスです。

  

 

・トイレは?

施工期間中、おトイレは近くのコンビニなどで済ませますので原則、お宅の中に入ることはありません。

緊急時にはご協力をお願いするかもしれませんが・・・・・・・(笑)

 

・お茶は?

休憩時のお茶などはあまり気になさらないでください。

作業の切りのよいところで休んだり(作った塗料を使い切りたい)もいたしますので、タイミングが難しいと思います。

お茶がないからといって、手を抜いたり、雑な作業をすることは絶対にありませんから大丈夫です。(ちゃんと私が見ています)

もちろん、頂戴したものはありがたく完食(大概のものは)いたします。 

 

・洗濯物は?

原則 外干しは出来なくなります。

休工日や施工時間前の早朝は可能ですが、建物に取り付けてある竿受け自体を取り外してしまうのでご注意を。

屋内にスペースがない場合などは、何か対策を考えますので事前にご相談ください。

 

・外出しても大丈夫?

上記の通り、外仕事ですからご不在でも問題ありません。

最近では

当日の施工可否判断(雨天で休工するなど)や

作業終了のご連絡、

緊急時(いままで一度もありませんが)など

のために携帯電話番号・携帯メールアドレスを教えていただくケースが増えています。

 

 

塗装工事完了後、施工点検 ・足場解体・現状復帰(植木などを元の配置へ)・清掃作業をして完工となります。

 

近隣のお宅には主な作業を終えたことをご報告します。

 

 

その後、晴天の昼間に完工確認をしていただき、ご満足いただけたら

 

保証書発行、ご集金となり終了です。

 

塗装工事とは言うものの、実際に塗料を塗っている時間と準備・その他の時間は半々くらいなのかも知れません。

 

 

 

 

恐らく一般の方は、塗装工事に関して判らないことだらけで不安だと思いますが、気になることは何でも聞いていただくのが一番良いと思います。

簡単に解決することや工夫すれば何とかなる事がほとんどです。

 

逆に、私が勉強になること

「あぁお客さんはそう 考えていたのか!」

と気づかせていただくことも多いのです。

 

ご契約前でも、施工前でも、施工中でも結構です。早ければ早いほど良い結果に繋がることが多いので、遠慮なく気になることはお話いただくのが塗装工事を成功させる秘訣のような気がします。

 

塗装工事の施工範囲につきましては、お打ち合わせの段階でよくヒアリングさせていただき決定するのが原則です。

 

一般的には窓・玄関ドア・アルミサッシなどの部分を除いた、目に見える部分すべてが施工対象になります。

 

お見積書には部位ごとに(雨戸・雨どいなど)個別に記載させていただき、不要だと思われる部分は塗装しないことを選択できますが、今までの経験上、追加はあっても工事項目の削除というのはありません。

 

せっかく足場を組んで塗装工事を行うので、出来る範囲のことはすべてやっておこうという考えは、お客様も私どもも同じようです。

(後から「この部分だけ」の塗装は割高になる可能性が高いです)

 

 

 

雨戸 戸袋  シャッターボックス 雨どい(支え金具も) 換気扇フード 霧除け(窓などの上部の小さい屋根) 破風 軒天 エアコン冷媒管(テープが劣化している場合にはテープ巻きして塗装)  各種配管・配線 など

 

冷媒管テープ巻き直しと雨戸塗装(吹付)

 

 

 

その他一つ一つ見積書には記載しませんが、玄関電灯など外回りの電灯具は取り外して洗浄し、塗装可能な部分は塗装しています。

 

電灯とマンホール

 

 

 

気になる箇所があるようでしたら、事前にお申し出頂くのが一番です。

手持ちの塗料で済む場合には、ほとんどサービスになります(笑)

 

塗装に適さない素材や場所、塗装しても長持ちしない(逆に汚く見えてしまう)場所、特殊な下地処理を必要とする場合などは、特にご希望がない限り施工範囲から外している可能性もありますから、念のためにご確認ください。

 

 

 

外壁と屋根は新しい塗装でピカピカしているのに、雨どいだけは日焼けして白っぽいまま

 

というのは、施工する側もなんとなく気持ち悪いのです。 

 

ご予算の許す限り、家全体をピカピカに仕上げ、

 

お客様には満足の笑顔

 

ご近所の方々には驚きの顔

 

をしていただきたいというのが塗装職人の本音です。

残念ながら、外壁塗装工事・屋根塗装工事は住宅エコポイントの対象になりません。

 

当社がお取り扱いしている 断熱塗料「ガイナ」は素晴らしい断熱性能を発揮いたしますが、対象にはなっていません。

 

JAXAが開発した国産宇宙ロケットの技術が応用されているのだから、認定されてもよいような気がしますが・・・・・・。

 

住宅エコポイントの利用法について簡単にご説明しておきます。

 

対象となるのは

 

・窓ガラスの交換、内窓の追加、窓サッシの交換(すべて断熱改修が条件)

・屋根、外壁、床などの断熱改修工事

・上記と一緒に行うバリアフリー工事

 

詳しい条件は住宅エコポイント事務局のサイトでご確認ください

http://jutaku.eco-points.jp/point/reform.html

 

となっています。

 

 

取得したエコポイントは商品券などに交換できますが、「即時交換」という方法もあります。

 

対象工事で取得したエコポイントを、対象外の工事の代金に充当することが出来るのです。

 

例えば・・・・・

 

・サッシ交換をした際に外壁に補修跡が残ったので、外壁塗装も行いたい

 

 

→ 同一事業者であれば、サッシ交換で取得したエコポイントを外壁塗装の工事代金に充てることが出来ます

 

 

 

・夏場二階が暑くて暑くてたまらないので、屋根と外壁に断熱リフォームを行い、築10年を経過するので屋根塗装も同時に行いたい

 

→同一事業者に依頼すれば、断熱リフォームで取得したエコポイントを屋根塗装の工事代金に充てることが出来ます 

 

 

このように対象外工事に充当することでトータルの工事代金を割引できてしまうのです。

 

塗装工事単体では対象になりませんが、窓周り、断熱工事(併せてバリアフリー工事)とうまく組み合わせることによってお得になる方法があるということになります。

 

面倒な申請は、工事業者の代理申請が認められていますので心配ありません。

 

 

塗装工事の際に、部屋が「暑い」「寒い」といったお話をよくお聞きしますので、エコポイント制度をうまく利用したリフォームが出来るとよいですね。

 

 

 

 

 「どんな工事で何ポイント付くの?」

 

エコポイントの付与については、なかなか判りにくいのでご相談いただいたほうが早いと思います。

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