施工事例の10作目にふさわしい、「カルセラ」という軽量タイルを使用しての事例です。
塗装工事はほぼ終了しています。
ボーダー部分などは、貼り面積が狭いので通常通り塗装仕上げを行っています。
玄関周りなどの広めの部分は、
高圧洗浄とコーキングの打ち直しのみ(最終的には隠れてしまいますがしっかりと)行い、塗装はしていません。
(塗装面積が減る分は通常の施工金額から減額となります)
初めに下地の(今回はサイディング)不陸を調整するために カチオン系のモルタルを使用します。
サイディング材の目地部分が凹んでいますから、タイルの密着を良くするために埋める必要があるのです。
既に平滑な下地の場合は省略できることもあります。
作業後。
目地部分と凹んだ部分にモルタルが付いているのがわかりますね。
(少し色の濃い部分)
次に専用接着剤を使用してタイルを接着していきます。
JIS規格の性能をかなり上回る優秀な接着剤で施工しますから、後で欠落するなどの心配はありません。
ちょっとひと工夫。
何だかわかりますか?
バケツに水を入れ、接着剤を漬けてヒーターで加熱しています。
入浴中の写真です。(熱湯風呂以上の高温ですが!)
寒い季節ではありませんが、こうして加熱すると接着剤の延びが良くなるのです。(職人の知恵)
接着剤をある程度の面積壁つけした後で、タイルを張り付けていきます。
ピト ピト ピト
一個 一個 丁寧に バランスを取りながら・・・・
ピト ピト ピト
ピト ピト ピト
施工面に障害物があってそのまま貼れない場合には
サンダーで簡単に加工できるのでカットします。
ガス配管の取り付け金具部分を切り欠いているのがわかりますか?
外部コンセント部分もうまく切り欠いて貼りつけました。
加工が簡単なので、リフォームでも綺麗に仕上げることが可能です。
シートで貼りつけるタイプのタイルと異なり、一個一個貼りつけていくので、多少 修正が必要な場合もあります。
そんな時は、一旦割ってから剥がして、再度 調整(隙間)して貼りつけます。
今回は、お客様と眺めながら
「下から4段目もうちょい上・・・」
といった感じで調整させていただきました。
合間にタイル表面に付いてしまった接着剤のふき取りも行っています。
完全乾燥前であれば、シンナーで拭き取れば綺麗になります。
北側面の縦張り ボーダー 完成
東側の窓周りは縦張りでアクセント
さて、仕上がりは次回にということで・・・・
埼玉県さいたま市の外壁塗装(私は写真中央)
有限会社さくらリフォーム
地元の塗装職人に直接依頼で
あなたの大切なお家を元通りに!
いつもありがとうございます!