さて こちらは下屋根の棟部分
棟の部分の防水シートは、黒いポチポチ仕様のものを使用しています
勾配の少ないところでどちらに排水されてもよいように、このような仕上げです。
そして棟の部分に写真のような金具を取り付けて、棟瓦をビス止めするための受けにします。
工程が進むとこのようになります
最後に軒面戸といわれる部材(グレーの波型のもの)を取りつけます
和瓦はかなり屋根下地との間に隙間がありますので、そこを塞ぐ部材です。
鳥が巣を作ったり、枯葉やごみが入り込むのを防ぎます。
下地が出来上がったところで瓦の搬入となります
線状に盛り上がっているのは雨水を返すための防波堤のようなものです
穴は釘やビスで留めるためのもの
このようになります
瓦を配置して
下から葺いていきます
先ほどの面戸と瓦の関係はこのようになります
瓦を葺いてしまえば、軒面戸は見えません
結構 隙間があいているのがわかるでしょうか?
屋根材の厚みとこの空間が断熱や防音に優れる理由だと思います。
昔と違って瓦一枚一枚の大きさがバラバラということはありませんが、棟周りなどでは加工が必要となります。
棟の下地に漆喰を盛り
瓦をビス止めして 完成となります
今回は 傷みの激しかった破風板と軒天は、塗装領域の下地処理による方法では無理そうだったので、板金とボード上張りで対処いたしました。(蔦の根の跡が取りきれそうもなかったので)
さあ、ようやく屋根瓦葺き替え工事が終了いたしました。
が、まだ 塗装の仕事はしていません!
したがって、屋根は綺麗になりましたが…・・・
壁は蔦どもが蔓延っています
ポケモンのツタージャは可愛いですが こちらのツタは・・・・・可愛くなくしぶとい!
塗装編は次回に続きます!
実はポカブのほうが好きな
さくらリフォームでした
0120-640-446
いつもありがとうございます♪