さて ようやく塗装作業ですが まず下塗りです
金属部の下塗りは錆止めですね
サビサビの雪止め金具が、なぜか反り上がっていますが錆止めしておきます
金属部分はすべて錆止めです
屋根材の下塗りはマイルドシーラーEPO
主剤と硬化剤が別々のいわゆる二液のシーラーです
塗る分だけ硬化剤と配合して塗料を作る必要があるので、手間がかかりますが効果は◎
痛んでしまっている屋根材にたっぷりと吸い込ませていきます
乾燥&吸い込みで 表面の乾きが早いですね
これで 屋根の下塗りは完了です
つづいて中塗り
屋根フレッシュシリコン RC-103色の艶消しです
こちらも硬化剤と混ぜるタイプの塗料ですから しっかり計量して配合し、シンナーで希釈します
二液性の塗料は耐久性は高いのですが、塗料を作った後で雨が降ったりすると、硬化が進んでしまってロスが発生してしまいます
天候にはくれぐれも注意です!
まず 下の方を塗った後で、自分の逃げ場を考えながら塗装します
このお宅 屋根勾配が少しきつい上に、ドーンと屋根が広い造りになっています
ですから屋根中央部の作業は 少し怖い・・・・・
塗料とローラーで両手がふさがっていますので、少し足が滑っただけでもバランスが崩れてしまうのです
このような時は 携帯が鳴っていても電話に出られないことが多いです すいません
これだけの面積を黙々と塗っていると だんだんと自分だけの世界に入っていきます
決して退屈ではなくて、たぶんマラソン選手のランナーズハイに似たような いい気持になって・・・・
私だけでしょうか?(笑)
調子に乗って中塗りから上塗りに進んでいきます
この時は真夏で最高気温を連日更新している時でしたから、
「ピンポンパンポン♪ 白岡町では高温注意報が・・・・・・」
「ピンポンパンポン♪ 白岡町では光化学スモッグ注意報が・・・・」
と注意されつつも 「仕事だからねぇ」と一人でつぶやきつつの作業
足の裏はしっかり火傷してしまいましたが、気分は上々だったりします
綺麗に仕上がりました!(自画自賛)
塗装直後の艶は時間がたてば落ち着くことと思います
屋根が終ったので暑さとの戦いも少し落ち着くことでしょう
つづく